【図解】アメックスビジネスゴールドの追加カードとは？メリット・デメリット、発行方法を完全網羅｜2024年最新版

「アメックスビジネスゴールドの“追加カード”って何？」

と、思っていませんか？

アメックスビジネスゴールドカードは、ビジネスでの支払いにとても役立つクレジットカードです。

このカードには「追加カード」という便利なオプションがあり、社員やビジネスパートナーが使うことで経費の管理が簡単になります。

この記事では、アメックスビジネスゴールドの追加カードについて、そのメリットや発行方法、よくある質問を“世界一”わかりやすく解説します。

アメックスビジネスカードの3つのランクと追加カードの発行条件

アメックスのビジネスカードには、以下の3つのランクがあります。

それぞれのランクで追加カードの発行条件や年会費が異なるため、ランクによる違いをしっかり理解しておくことが大切です。

ビジネスカード3ランクの年会費の違い

カードランク	本カード年会費	追加カード年会費/1枚あたり
グリーン	13,200円（税込）	6,600円（税込）
ゴールド	36,300円（税込）	13,200円（税込）
プラチナ	165,000円（税込）	4枚まで無料（5枚目以上は1枚につき13,200円（税込））

プラチナカードは追加カードが4枚まで無料で発行でき、5枚目以降はゴールドランクとして発行されるため、注意が必要です。

アメックスビジネスゴールドの追加カードとは？

アメックスビジネスゴールドの追加カードとは、メインカードに加えて社員やパートナーに持たせることができるカードです。

社員がこの追加カードを使うことで、それぞれのビジネス支出を簡単に管理できます。

追加カードの利用明細はメインカードと一緒に管理されるので、経費が見やすくなり、経費の透明性も高まります。

追加カードを利用することで、社員が経費を立て替える手間を省くことができるので、経理担当者にとっても大変便利です。

また、カードの利用上限額をあらかじめ設定しておくことで、予算オーバーを防ぐこともできます。

追加カードの発行費用と年会費について

追加カードの発行には年会費がかかります。

アメックスビジネスゴールドの追加カードは1枚あたり年会費が13,200円（税込）です。

メインカードよりも安く、必要に応じて何枚でも発行可能です。

社員が出張や会食で発生する経費を追加カードで支払うことで、経費精算の手間を大幅に減らすことができます。

企業にとっては、経費の無駄遣いや不正利用を防止する効果も期待できます。

さらに、ビジネスが成長するに連れて、追加カードがより役立ちます。

新しい社員が入社したときや、ビジネスが拡大するときにすぐに追加カードを発行して対応することができるので、成長に合わせた経費管理が可能になります。

アメックスビジネスゴールドの追加カードの5つのメリット

アメックスビジネスゴールドの追加カードには、たくさんのメリットがあります。

メリット	説明
経費管理が簡単になる	すべての経費が一つの明細にまとまり、精算が楽に。社員が立て替える必要がなくなるため、企業全体で効率的に管理できる。
ポイントをまとめて貯められる	追加カードの利用で発生するポイントもメインカードにまとめて貯められる。
利用限度額を設定できる	利用金額の上限を設定でき、不必要な経費を防ぎ、予算内での利用を管理できる。
社員が使いやすくなる	出張や会食の費用を追加カードで支払うことで、経費の立て替えが不要になり、ストレスが軽減される。
保険などの特典も受けられる	メインカードと同様に旅行保険やショッピング保険の特典が使える。

①経費管理が簡単になる

追加カードを社員に持たせると、すべての経費が一つの明細にまとまります。

社員が個別に経費を立て替える必要がなくなるため、企業全体で経費を効率的に管理できます。

②ポイントをまとめて貯められる

追加カードの利用で発生するポイントも、メインカードにまとめて貯まります。

これにより、社員の経費分もポイントとして蓄積されるので、会社全体で効率的にポイントを活用できます。

たとえば、貯まったポイントをビジネスに必要な機器の購入に使ったり、社員の出張費用に充てることができ、会社のコスト削減にも役立ちます。

③利用限度額を設定できる

追加カードには利用金額の上限を設定することができます。

また、社員ごとに異なる利用制限を設定することも可能なので、役職や仕事内容に応じた適切な利用管理が行えます。

④社員が使いやすくなる

出張や会食などの費用を社員が追加カードで支払うことで、仕事がスムーズに進みます。

社員は経費を立て替える必要がなくなるため、ストレスが軽減され、仕事に集中しやすくなります。

社員が安心して業務に取り組める環境を整えることは、企業全体のパフォーマンス向上にもつながります。

⑤保険などの特典も受けられる

追加カードでも、メインカードと同じように旅行保険やショッピング保険の特典が使えます。

社員が出張する際にも安心して活動でき、リスクを減らすことができます。

追加カードの発行で考えられるデメリット4つ

アメックスのビジネスカードで追加カードを発行する場合、メリットだけでなくデメリットも考えておく必要があります。

デメリット	説明
年会費の負担が増える	追加カードを発行すると年会費の負担が増える。ゴールドで13,200円（税込）が必要。
支払日に用意する資金が増える	追加カードが増えることで支払額も増え、支払日に用意する資金も増える。
カードの管理が複雑になる	追加カードの枚数が増えると管理が複雑になり、紛失リスクなどの管理の手間が増す。
不正なカード利用のリスクが生まれる	紛失や盗難に加えて、不正利用のリスクも。例えば、経費に個人的な買い物を含めるケースや、退職者からのカード未回収など。

年会費の負担が増える

本カードに比べれば安価ではあるものの、追加カードを発行すれば年会費の負担が増えます。

グリーンでは1枚あたり6,600円（税込）、ゴールドでは1枚あたり13,200円（税込）が必要です。

もちろん、法人カードの年会費は適正に使用している限り経費として処理できます。とはいえ、支出が増えることには違いありません。

プラチナカードの場合のみ、追加カード4枚分の年会費が本カードの年会費に含まれているため、4枚までであれば追加の費用負担なしで済みます。しかし、5枚以上必要な場合は、5枚目から1枚につきゴールドの追加カードと同じ13,200円（税込）が必要です。

支払日に用意する資金が増える

本カードだけを使っていたときよりも、追加カードを発行することでカード決済のシーンが増えます。

結果、総利用額が増え、支払日に用意する資金も増えることが避けられません。

ただし、無計画な利用さえ避ければ、資金を用意できない事態に陥ることはないでしょう。また、支払日が月1回であることで、支払日まで資金を有効活用できるというメリットもあります。

カードの管理が複雑になる

本カード1枚だけなら、自分が持っていれば管理が容易です。しかし、追加カードを発行すると、管理が複雑になります。

追加カードの発行枚数が増えるほど、管理の難易度も上がります。

例えば、カードを使用者が常に携帯するのか、それともオフィスのデスクに保管して必要時に利用するのかといった運用方法が問題になります。

また、カードの所在確認をどうするかといった点が曖昧だと、紛失や盗難のリスクが増し、それに気づかずに時間が経過することも考えられます。

不正なカード利用のリスクが生まれる

紛失や盗難のリスクに加えて、追加カードには不正利用のリスクもあります。

例えば、経費を使う際に個人的な買い物を一緒に決済してしまうケースや、悪意はなくても「ついでに買ってしまった」ケースもあります。

さらに、追加カードを利用していた役員や従業員が退職した際に、カードの回収を忘れ、そのまま利用されてしまう可能性もあります。

このようなリスクは追加カードの利用に関する明確なルールを設け、適切に運用することで大半は防止できます。

追加カードの発行方法

アメックスビジネスゴールドの追加カードを発行するのはとても簡単です。

オンラインで申し込みが可能で、次の手順で進めます。

なお、3枚以上の追加カードを発行する場合は、アメリカン・エキスプレスに電話での申し込みが必要です。

他社法人カードの追加カードと比べてみる

アメックスのビジネスカードの追加カードと他社の法人カードの追加カードを比較してみましょう。

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードは年会費2,200円（税込）で、追加カードの発行には対応していません。

このカードは年会費11,000円（税込）の楽天プレミアムカードと併用する必要があります。

カード種別	本カード年会費	追加カード年会費
楽天ビジネス	楽天プレミアムが親カード	発行なし
楽天プレミアム	11,000円（税込）	楽天ビジネス 2,200円（税込）

注目ポイント

• 世界各国の空港ラウンジ利用が可能（プライオリティ・パス付き）
• 楽天ETCカードの年会費無料
• 誕生日月には楽天市場での買い物がポイント4倍

オリコ EX Gold for Biz

オリコ EX Gold for Bizには、MとSの2種類のカードがあります。

カード種別	本カード年会費	追加カード年会費
M	2,200円（税込）	無料
S	2,200円（税込）	発行なし

Mは法人代表者向けで、追加カードは最大3枚まで無料で発行できます。Sは個人事業主向けで、追加カードの発行はありません。

注目ポイント

• 年間利用額に応じてポイント加算率がアップ
• 追加カードは3枚まで年会費無料
• 海外・国内旅行保険が付帯

JCBの法人カード

JCBの法人カードには、3つのランク（一般、ゴールド、プラチナ）があります。

カードランク	本カード年会費	追加カード年会費
一般	1,375円（税込）	無料
ゴールド	11,000円（税込）	無料
プラチナ	33,000円（税込）	無料

※一般とゴールドはインターネット入会で初年度無料です。ETCカードとQUICPayが無料で発行可能です。

注目ポイント

• 法人の本人確認書類が不要で簡単に申し込み可能
• QUICPayを利用したキャッシュレス決済が可能
• 空港ラウンジ利用などの特典付き（ゴールド、プラチナ）

セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンのビジネスカードには、プラチナとパールの2ランクがあります。

カードランク	本カード年会費	追加カード年会費
パール	1,100円（税込）	発行なし
プラチナ	22,000円（税込）	3,300円（税込）

プラチナカードは追加カードを最大9枚まで発行可能で、オンラインで申し込むことができます。

注目ポイント

• 上質な空港ラウンジサービスを提供
• プラチナ会員限定の特別なサービス
• 追加カードも本会員と同様のサービスを享受可能

UC法人カード

UC法人カードには一般とゴールドの2種類があります。

カードランク	本カード年会費	追加カード年会費
一般	1,375円（税込）	1,375円（税込）
ゴールド	11,000円（税込）	2,200円（税込）

後から追加カードを申し込めるのは、（株）クレディセゾン発行のカードに限られます。

注目ポイント

• 永久不滅ポイントでポイントが貯まる
• 指定口座からの自動引き落としで手数料削減
• UCタクシーチケットを利用可能

三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズは、Visaブランドの代表的な法人カードで、一般カードとゴールドカードの2種類があります。

カードランク	本カード年会費	追加カード年会費
一般	無料	無料
ゴールド	5,500円（税込）	無料

どちらの追加カードも無料で発行可能です。発行時には追加カードの対象者がパートナー会員となる必要があります。申し込みには、本会員とパートナー会員の情報を入力します。

注目ポイント

• 新規入会＆条件達成で10,000円相当のVポイントプレゼント
• 年会費永年無料（一般カードの場合）
• 特定の加盟店でポイント最大1.5%還元
• 登記簿謄本や決算書の提出が不要
• 会計ソフトとのデータ連携が可能

不正なカード利用のリスクが生まれる

例えば、経費を使う際に個人的な買い物を一緒に決済してしまうことや、退職者がカードを持ち続けてしまうリスクがあります。

また、悪意がなくても「ついでに」個人的な物を購入してしまうケースも見られます。

これらのリスクを回避するには、カード利用に関する明確なルールを設け、適切に運用することが重要です。

まとめ｜アメックスビジネスゴールドの追加カードで充実したビジネスシーンを♪

本記事「アメックスビジネスゴールドの追加カード」に関する内容をコンパクトにまとめました！

アメックスビジネスゴールドの追加カードは、会社の経費管理を簡単にし、社員の利便性を向上させるための便利なツールです。

年会費も比較的手ごろで、経費を管理しやすくし、ポイントを効率よく貯めることができます。追加カードを利用することで、社員の仕事の負担を減らし、企業全体のパフォーマンスを向上させることができます。

成長するビジネスに合わせて、アメックスビジネスゴールドをうまく活用してみてください。

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